暗国の杜🐌Tales of the Dark country
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2025-02-04 22:22:55
第22話 カスパールの追跡
エンリーケが無事に退院して、再び三人がそろった。かつての仲間から電話があり組織が解体されたことを聞いた三人は、ゆっくり安住の地を探そうと、この|最悪な旅《バッドトリップ》を|最高の旅《グッドトリップ
2025-02-04 22:21:14
第21話 己が正義を貫いて
セレンティア総合病院の外科で内視鏡手術を立て続けに三件こなしていたカスパールは、すべての手術が終わってからふうと一つ大きなため息をついた。 変わらない日常。ただ一つ、愛しの婚約者がいないのを除いて
2025-02-04 22:20:11
第20話 狸と狐の共謀
一方そのころ、犯罪組織の頭領・ギリエムは、ファティマの父で医師会会長のロドリーゴに電話をかけた。 「ロドリーゴさん、私、とある会社の社長をしておりますギリエムと申します。折り入ってお話があるのです
2025-02-04 22:19:05
第19話 生きる理由を他人に依存するな
白い空間だった。寒くもなく、暑くもなく、ぬるいそよ風が吹く何もない空間に、エンリーケと母とエマだけがいた。エンリーケは家族との久しぶりの再会を喜んだ。 「母さん、エマ、会えてよかった。ここにはもう
2025-02-04 22:17:53
第18話 孤独な死闘
「やめろおおおお!!!」 エンリーケはファビオに銃を向けた。 「母さんとエマを殺すならてめえを殺す!」 それを見たファビオの手下たちもエンリーケに銃を向ける。 「エンリーケ、てめえ解ってねえ
2025-02-04 22:16:34
第17話 愛と憎の「憎」だけを
ヴィクトールはスマートフォンで救急車を呼び、周囲を気にしながらそれを待った。救急車とともにパトカーもやってきたが、ヴィクトールがそれとなく背中を向けて婦人を隠したため、パトカーはヴィクトールに気付く
2025-02-04 22:15:35
第16話 エンリーケ再び
エンリーケは幼少期、酷いDV癖のあるアル中男を父に持ち、母とDVに耐える生活を送っていた。思えば母はいつも体調が悪かった。それは、母はDVに加え毎晩暴力的なレイプを受け、身籠っては流産し、出産しても
2025-02-04 22:14:32
第15話 あなたの人生に祝福を
割れた窓から月光の差し込む民宿の部屋で、明かりをつけないまま二人並んでベッドに座るヴィクトールとファティマ。ファティマはヴィクトールの感情が落ち着くまで黙って背中を撫でていた。 「ありがとう。ごめ
2025-02-04 22:13:23
第14話 終わりにしよう
組織の暗殺部隊のメンバーが、エンリーケを取り囲む廃工場跡。暗殺者の一人がエンリーケに詰問する。 「ホシは殺ったか?」 「すんません、逃げられました……」 暗殺者の膝がエンリーケの腹部に飛んでく
2025-02-04 22:12:20
第13話 ギリエムの企み
新しい街に着いてホテルを確保したヴィクトールとファティマは、逃走資金の残金に頭を悩ませていた。 「どうする……?ホテルを転々としたりガソリン結構使ったり、お前の買い物やらに金使ったせいで、もうほと
2025-02-04 22:11:18
第12話 見捨てられ恐怖症
ボロボロの廃ホテルの一室で、エンリーケが吐き捨てるように叫ぶ。 「もうお前とつるむのもここで終わりだ!もう沢山なんだよ、お前に頼られるのは!」 ヴィクトールは全身の血が逆流するような焦燥感と絶望
2025-02-04 22:10:21
第11話 練習台
エンリーケは、背中と尻の下に感じる硬い感触と、身じろぎしようとした瞬間腕に食い込む痛みで目を覚ました。顔を上げると、そこは巨大な倉庫。建材のような大きな物体が天井まで積み上がり、小さなライトがあちこ
2025-02-04 22:09:06
第10話 サイエンス武装
三人は州境を越えて南に逃れてきた。長い山道を越え、何夜も車の中で野宿し、ようやくたどり着いた街で宿を探した。 「今度の宿には条件があるわ」 ファティマが宿をリクエストする。 「キッチンが各部屋
2025-02-04 22:07:57
第9話 薬物反応
三人は荒野で見つけたモーテルで束の間の平和な生活を送っていた。 宿泊費も安く、車を出せば町までのアクセスも問題ない。しばらくここに滞在してもいいか……などと、気楽な時間を過ごしていた。 その間は
2025-02-04 22:06:30
第8話 男性恐怖症治療プログラム
一方そのころ、ファティマの自宅では父のロドリーゴがせわしなくリビングをうろうろしていた。リビングのソファには婚約者のカスパールも座っている。 「身代金を渡して一週間……。未だファティマを解放する連
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