暗国の杜🐌Tales of the Dark country
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2024-11-12 19:58:01
第三十話 ロゼッタ帰国
あれ以来ヨッケはしばしばロゼッタのことをルチアと呼ぶようになった。クラスメイトに指摘されると、「二人の間だけのあだ名だよ」と言い訳し、周囲から冷やかされていた。 ヨッケとロゼッタは周囲の公認の仲に
2024-11-12 19:56:10
第二十九話 幼い恋の話
翌日、ロゼッタは放課後、ヨッケを近くの公園に呼び出した。ヨッケとはロゼッタに振られてからこれまで微妙な空気が流れていて気まずい関係だった。ロゼッタはそれに終止符を打とうと考えた。 幸せそうに微笑み
2024-11-12 19:54:03
第二十八話 おかえり
TP工房は翌日会議室にアントンを招き、幹部の経営陣と職人の部長を招集し、アントンに銃のカスタムについて質問した。 なぜこの機構を思いついたのか、どうやって加工しているのか、威力は?デメリットは?先
2024-11-12 19:51:50
第二十七話 行くな、アントン!
その日の夜、アントンは夢を見た。TP工房と思われる巨大な工場を見学する夢だ。工場内ではベルトコンベアに銃のパーツが流れていき。大量の銃が作られていた。 「その銃にあなたの魔法をかけてくれないか」
2024-11-12 19:50:31
第二十六話 TP工房の思惑
ある晩秋の昼下がり、髪を整えた猿族の男性がジェイクの店にやってきた。 「銃を見せてもらえますか?」 「銃ですか?正面のこちらにございますよ」 ジェイクが案内すると、男はしげしげとショウケースを眺め
2024-11-12 19:47:09
第二十五話 ロゼッタの誕生日
それから約半月後。 「今月誕生日のお友達は、サリー、マーク、ロゼッタです!お誕生日おめでとう!」 ロゼッタの通う学校のクラスでは、毎月初めに当月の誕生日の児童をまとめてお祝いするホームルームが設け
2024-11-12 19:45:46
第二十四話 どこにも行かないで
すっかり夏の暑さも和らぎ、さわやかな秋晴れの続くある日。今日はアントンの誕生日であった。 ことの発端はジェイクの誕生日の七月の夜。 「そういえばお前らの誕生日っていつだ?」 ジェイクが訊くと、ア
2024-11-12 19:44:09
第二十三話 学校と再会とお宝探し
冒険者レンタル事業が打ち切りになったロゼッタは、暇を持て余していた。 毎日アントンに仕事のかたわら勉強を教えてもらっているが、それも飽きた。ロゼッタは、あんなに嫌がっていた学校にまた通いたいなと思
2024-11-12 19:42:43
第二十二話 ロゼッタ危機一髪
ロゼッタの冒険者レンタル事業は存外うまくいっていた。リピート客も多く、ロゼッタは忙しい毎日を送っていた。 最初の頃こそ幼いロゼッタを危険な目に遭わせることに抵抗を感じていたジェイクだったが、ロゼッ
2024-11-12 19:41:55
第二十一話 かけがえのない存在
ジェイクは肌に触れた冷たい感触で目を覚ました。シーツが汚れているのを見て、さっきの出来事を思い出す。発情はすっかり落ち着いていた。 「アントンには悪いことしちまったな……。いくら発情してるからって、
2024-11-12 19:25:27
第二十話 発情
ある夏の日、今日はジェイクが食料や生活必需品を購入するために街を歩いていた。しかし、ジェイクとしてはやはりモモの様子が気になってしまう。あれから気まずくなってモモの店を見ないように過ごしていたが、ア
2024-11-12 19:22:46
第十九話 ジェイクの誕生日
アントンは悩んでいた。壊れるほど愛しても何とやらで、ジェイクにイマイチ愛が伝わっていない気がする。特に、日ごろ送っている贈り物がイマイチ喜ばれない。 ある日はジェイクのためにお高い花束を送っても、
2024-11-12 19:20:08
第十八話 ネコちゃんがやってきた!
ジェイクの店は武器屋である。そう頻繁にお客で賑わうような店ではない。今日もジェイクは退屈そうに、ごくたまにやってくる上客が訪れるのを待っていた。 「あー退屈だなあ。猫でも飼うかな」 それはほんの気
2024-11-12 19:18:56
第十七話 恋人になれない理由
ジェイクは、いつまでも恋しさを引きずったまま他の誰かに奪われるぐらいなら、まだ独身のモモに想いを告げて奪い去ってしまおうと考えた。 実は過去に告白したことがある。まだ学生時代の頃だ。その時はあっけ
2024-11-12 19:17:14
第十六話 マクソン工房の過去
それは、いつもと同じ朝だった。ある客がやってくるまでは。 ジェイクはカウンターに座って新聞を読みながら退屈そうに店番をしている。アントンは武器の修理をしているし、ロゼッタはその横で小学校の勉強を自
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