暗国の杜🐌Tales of the Dark country
< TOP
2024-12-09 13:50:59
【短編番外】効果的に人を泣かせる方法
ある日の昼下がり、退屈そうに庭のベンチで日向ぼっこをしているスミレを見つけた魔王は、スミレに声をかけました。 「スミレ、暇か?」 「ああ、やることがなくなってしまった」 魔王は、自分に対して何も警
2024-12-09 13:33:23
【短編番外】涙と滲む姿と秘めた恋と向日葵
このお話は今から五年ほど昔、スミレが学業を終え、大人の仲間入りをするためそれぞれの道を歩き始めた頃のお話。 スミレは十六歳、ライラックはまだ在学中の十五歳でした。そんな夏のある日のことです。 向
2024-12-09 13:31:58
【短編番外】スミレに勝機?!
魔王が麓の村の問題を解決し、村長になってしばらく経った頃、魔王とスミレは目出度く結婚式を挙げました。 魔王にとって最初の妻ということで、スミレは丁重に迎えられ、魔界と丘の城と両方で同じ内容の結婚式
2024-12-09 13:30:11
【短編番外】HAPPY HALLOWEEN
魔王が村長となってから、魔王の棲む城は新しい村役場となり、麓の村のお役所の人間たちは丘の城で魔族たちと一緒に働いていました。 季節は秋。高くなった寒々とした空を窓越しに見上げた役所の人間の一人が、
2024-12-09 13:28:32
【短編番外】告白合戦
このお話は、エピローグでお話ししたシーンからほんの数日が経ったある日のお話です。 「そういえば魔王。お前、まだわたしにちゃんと話したことが無かったな」 スミレはふと気になって、魔王に尋ねました。
2024-12-09 13:27:31
【短編番外】乙女心とライラック
「魔王!勝負だ!」 村の怪物騒ぎも解決し平和になった魔王の城に、今日も挑む者がおりました。 「貴様も懲りないな」 スミレの幼なじみで、かつての魔王討伐の勇者、ライラック・アンスリウムです。 「今日
2024-12-09 13:00:42
【短編番外】 殺し愛
ある穏やかな昼下がり、スミレが魔王の城の自室で本を読んでいると、一仕事雑務を終えた魔王が甘えに来ました。 「スミレ!私は疲れた!抱っこ!」 スミレは毎度のことなので、しょうがないなあと言いながら、
2024-12-09 12:53:31
エピローグ
古城のある丘の上で、魔王とスミレが腰を下ろし、村の様子を見渡していました。 「よかったな、魔王」 魔王はまだ渋っています。 「何がよかったものか。面倒を増やしおって……」 「その話ではない」 魔
2024-12-09 12:52:10
第九幕
「でかしたジギタリス!やっと正体を現したな、下衆め!」 魔王は魔法の防御幕を解いて攻撃魔法の力場を展開しました。 「よくも私に濡れ衣を着せ、好き勝手やってくれたな!はらわた引きずり出して燃やし尽くし
2024-12-09 12:50:42
第八幕
月の綺麗な夜でした。退屈を持てあまして魔王が散歩にいこうとすると、 「なりません!まお……じゃなかった、サルビア様、危険です!」 と、ジギタリス以下お供の魔族たちが皆散歩についてきてしまいました。
2024-12-09 12:49:33
第七幕
次の日の朝、スミレはしばらくぶりに銀色に輝く全身鎧に身を包み、身の丈ほどもある大剣を背負い、荷物をまとめて魔王の玉座に現れました。 隙のない身なりに、魔王は顔をしかめました。 「それを着ていくのか
2024-12-09 12:37:31
第六幕
丘の麓の村、とある村人の家に、朝早くから訪問者がありました。 「おい、ミモザ、居るか?」 ミモザと呼ばれた男は聞き覚えのある声に玄関のドアを開けました 「アカザじゃないか、どうした?」 「今日は村
2024-12-09 12:35:48
第五幕
結局あのあとはただ普通に二人とも眠り、夜になってから魔王に起こされ、魔物たちと一緒に夕食(意外なことに、普通に豪華でおいしい料理でした)をとり、夜通しゲームをして遊びました。 死ぬ覚悟までしていた
2024-12-09 12:29:45
第四幕
ここで少し、スミレのことについてお話ししましょう。 スミレは丘の麓にある村、ヒノキ村の、隣のブナ村の領主の娘でした。スミレの父、パンズィー伯爵は、この村一つだけを領地として賜ったワダン家の当主で、
2024-12-09 12:28:07
第三幕
隣村の屋敷に帰ったスミレの心の中に、一つ引っかかることがありました。それは、部屋から追い出す前に魔王が言っていた「私はそんなことをした覚えは無い」という一言でした。 村に魔物を放って村人を殺したり
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
戻る